2017年03月27日

故人の葬儀に花を贈りたいとき気を付けること

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葬儀の際、故人の祭壇横に飾る花の事を「供花」と呼び、故人の霊を鎮める意味合いや、葬儀会場や祭壇を飾る役割を持っていると言われています。親しい方の訃報を受け、供花を贈るときには、いくつかの点に注意しなければなりません。

近しい親族であれば、葬儀の進行を決める際に、喪主、喪家と相談して誰がどのくらいの物にするかを相談して構わないと思います。しかし、そうでない場合は、なるべく喪主、喪家に相談することは控えてください。葬儀前、喪主、喪家は限られた時間で葬儀のことを決めなければならず、多忙に追われていることがほとんどです。

そのような場合は、直接、葬儀会場へ連絡し、葬儀の日程と喪家の氏名を伝えて、担当葬儀会社を教えてもらい、葬儀会社と相談して決めるのがよいと思われます。葬儀会社であれば、執り行う葬儀の宗教や葬儀にまつわるマナーを熟知していますので、電話で問い合わせれば、どのような物を贈るべきかを丁寧に教えてくれるはずです。また、葬儀場によっては取引先の花屋を指定している場合もありますので、勝手に葬儀会場へ贈らず、電話で相談する方が確実でよいと思われます。また、どのような金額の物でも、一般的な花束とは違い、制作するのにある程度の時間と手間を要する物ですので、最低でも3時間前には花屋へ注文したいところです。そのような細かい内容も葬儀会社が教えてくれますので、供花を贈りたい場合は、まず葬儀会社へ電話で問い合わせることをお薦めします。