2018年10月21日

葬儀の際に喪主をどのように決めるかという問題

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近しい人が亡くなった際に激しく落胆したり、動揺したりというようなことは誰にでも起こりうることですが、そのような状況でもきちんと葬儀の手配などをすることが必要になります。葬儀をスムーズに行うためには、まず喪主になる人を決めることになります。

喪主は、亡くなった方の代表として、お葬式を取り仕切り、進行させるという重要な役割を担います。具体的には葬儀社や通夜の日程の決定や連絡、僧侶や会葬者の対応、葬儀での挨拶や後片付けなど、その役割の範囲は非常に広いものと言えます。

一般的には、故人の配偶者や長男、該当する人がいなければ次男以降の男性や長女が務めますが、血縁者がいなければ友人などが代わりになることもあります。また、知人などが難しいような場合には、住職や葬儀会社が代行するというケースもあります。このように、喪主の決め方は比較的柔軟であると言えます。一般的には男性が務めることが多いような印象もありますが、女性がなるということでも全く問題ないですし、また血縁関係にない人がなることもできるわけです。人の死は突然やってくることが十分考えられますので、いざという時に備えて近しい血縁者や知人などとの人間関係を改めて見直しておくのも良いでしょう。