2017年10月14日

供花以外にも贈る花には多数の種類がある

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なくなられた形をお花で飾り送ることは全世界でも定番の風習とされていますが、供花とされるものには複数の種類があります。また、供花と献花はまったく異なる性質の物です。献花とはなくなられた方への手向けとされており、祭壇に供えるお花をさします。

なお、宗教によってはお焼香の代わりとなる為、間違えないようにしましょう。キリスト教圏では基本的に手向けることが仏式によるお焼香代わりとされています。それ以外では枕花といった風習もありますが、枕花とは血縁者や個人と親しかった人が、亡くなられた方の好きだった花を白を中心に飾り、かご型に入れて手向ける物です。

故人が出棺するときにお棺に入れて一緒に送る場合や、家に残しておき、後飾りとして飾ることも少なくありません。遺族の以降によって異なる為、それぞれの判断で行うべきとされています。祭壇だけでなく、会場全体を大きく飾る物が供花とされており、出棺のときに一部をお棺に入れるところも珍しくありません。

会場を装飾するイメージが強い物とされているのが特徴です。なお、葬儀が終わってから四十九日が終わるまで飾る物として、後飾りがあります。遺骨と共に飾る花のことを指し、四十九日が終わるまで毎日ろうそくや遺影と共に置き、ろうそくに火をともして飾ることが一般的です。

花ひとつとっても多数の種類がある為、送る場合には注意が必要です。なお、亡くなられた方が好きだった花以外であまり飾らないほうがいい花もある為、送る場合には前もって花屋と相談しましょう。