2021年01月26日

隣組制度は地方でも薄れつつある

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

かつて隣組という制度が地域で重要視されていました。これは、困った時に近所の人が力を出し合い、協力して物事に対処するという昔ながらの知恵として、戦後まで活用されてきました。特に、葬儀のときには人の手が必要になるため、隣組制度が利用されたといいます。近所の人が通夜ぶるまいを用意したり、受付を担当したりしていました。親族が多い家であればそれほど重要ではありませんが、遠方に暮らしていて親族の力を借りることができない場合においては、この隣組という制度が大いに活用されました。