2021年05月05日

せちがらさが目立ってきた故人を弔う通夜と告別式

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一昔前まで葬儀は故人と付き合いのあったすべての人の参加を前提として行われていたので遺族が面識ない人でも参列してくれることもありました。従って、参列者がどのくらい来るか、分からないケースもあったわけです。こうした一般葬は通夜と告別式を2日間、時間を十分とって行われ、地方によっては地域色豊かな通夜振る舞いが開かれていました。これには通夜の際、参列者に食事を出すだけでなく、酒宴を開いて故人を話題として賑やかに来世へ送り出す意図があったはずです。